パルプモールドには大きく分けると2種類の成型方法があります。
弊社が従来より製造している「DRYモールド」は成型⇒乾燥後にプレス加工をして形状矯正をしますが、
「WETモールド」は成型後、湿った状態でプレス加工をしてそのまま乾燥させる製法となります。
ゼロテーパーを実現
DRYモールドでは、成型を補助する「抜きテーパー」が不可欠で、きれいな仕上がりを求めると10度以上のテーパーが必要でした。
WETモールドはテーパーゼロでの成型が可能(高さ制限あり)。これまで難しかった形状も成型できるようになりました。また、身蓋箱の嵌合が向上し、身蓋の隙間を小さくできるため、貼箱の代替としても使用できます。
成型後、湿った状態でのプレストレー製法により、表面の平滑性が格段に向上しました。DRYモールドに比べて紙粉の発生量も削減できます。また、微細エンボス加工が可能となり、従来のパルプモルウドでは実現できなかった、さまざまな表情が持たせられます。
電子製品、小型家電、化粧品、お弁当容器などパルプモールド製品を利用しています。
製品に適したトレー梱包材を選ぶには、まず2つのトレー製品のそれぞれのメリットとデメリットを理解する必要があります。
80年代からパルプモールドトレー製品が最初に登場し、最初の経験と技術更新の何十年後に、長距離輸送時の卵の破損率を8~10%から2%に低減することが可能になりました。
パルプモールド・トレーの原材料はパルプ繊維です、100%環境に優しい、ROHS / SGS / REACHのテストが合格ですので、製品の輸出に適している、お客様が環境保護の要求を満足できます。
パルプモールド技術の継続的な進歩により、発泡スチロール、EVA、ブリスターのトレー梱包材を置き換えることができるようになりました。